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海外でもLINE、高齢者でもLINE

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私の妹がオーストラリアに嫁いだのは12年前のことです。
当時は、妹と連絡をとるときには普通に国際電話をつかっていました。通話料が高いので本当に必要なことを手短に伝えることしかできませんでした。しかも国際電話の掛け方はややこしく、国番号を入れて、市外局番の「0」をとって…と面倒に感じたものです。やがてオススメの出会い系比較サイトならビデオチャットのインターネトツールも出てきましたが、パソコンを通して会話するためなかなかタイミングが合わずあまり使えませんでした。

携帯をスマホに替えたとき、まず最初に入れたアプリがLINEでした。その便利さには感動しました。チャットとして簡単にメッセージもかわせることも、海外にもきれいな音で通話できることも、それがぜんぶ無料だということも驚きでした。
スマホにLINEを入れてからは妹と頻繁に話すようになりました。
母も、孫たちとしょっちゅう話すことができて喜んでいました。写真や動画の交換ができることも母のお気に入りでした。

その母が病気で倒れたとき、私はタイのバンコクにいました。母が倒れたというメールを受け取ったとき、私は迷わずLINEで日本に連絡をとりました。もしもあのときスマホもLINEもなくてホテルの電話から国際電話をかけなければいけなかったら、いろいろ動転していましたし、番号をかけるだけで大変だったかもしれません。料金のこともあるので長話などできなかったでしょう。
その夜は、タイの私、日本の親戚、オーストラリアの妹と、3か国でLINEをしまくって連絡をとりあいました。緊急時に自分のスマホで日本と通話できるというのは本当に心強かったです。

一命をとりとめた母はまたLINEで孫たちと話せるようになりました。通話だけでなく、動画で子ども達の歌声をきいたりして喜んでいます。母は最近、自分専用のタブレットを買いました。機械に弱い高齢者ですが
 「あの子たちとLINEでメッセージのやりとりをしたい」
と言い出したからです。
キーの打ち方を教えると、ぽつぽつと打っています。ときどき突拍子もないスタンプを入れて孫たちを笑わせているようです。LINEは再び母の喜びとなりました。本当にありがたい時代になったと、しみじみと思います。

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